掲載年月日 |
メディア |
演奏会・CD等 |
概 要 |
2011/5/9 |
北海道新聞
夕刊 |
札幌交響楽団
第538回定演 |
内実性あふれるエリシュカ
滋味深い楽曲自体に語らせ、寄り添いつつ、眼前の演奏家、声楽陣を牽引する札幌交響楽団の首席客演指揮者ラドミル・エリシュカ。演奏が進むにつれて、内実性あふれる楽の音がキタラの空間を舞い始める。....
(奥田佳道) |
2010/12/9 |
北海道新聞
夕刊 |
札幌交響楽団
〜名曲シリーズ
「踊るスラブの旅」 |
説得力と情熱 たっぷりと
お国もの、という決まり文句では収まりきらない説得力と熱情を感じさせるのがエリシュカの常であり、札響も共演を重ねてきただけに、チェコの作品では指揮者との対話を楽しむゆとりも生まれつつあるようだ。....
(岩野裕一) |
2010/4/28 |
北海道新聞
夕刊 |
札幌交響楽団
第528回定演 |
魅力引き出す指揮者の力量
(序曲「謝肉祭」について)、演奏は一貫して気品にあふれ、アンサンブルも緻密。なにより音程が清潔で音色が美しいところがよい。.....
(シンフォニエッタは)決して易しくはない作品だが、どんな場面でも妥協しないエリシュカの強靭な精神は見事というほかない。その彼の指揮に導かれて札響も最善を尽くす名演奏だった。
(中村隆夫) |
2009/12 |
季刊ゴーシュ |
札幌交響楽団
〜名曲シリーズvol.2 |
エリシュカは、とりたてて民族性を強調することなく、明晰なリズムと巧みなテンポ運びにより響きのテクスチャや楽想の展開を鮮やかに浮かび上がらせることで、この曲本来の詩的なイメージを丁寧に描き、高揚や感傷にとどまらない繊細な味わいを引き出していた。これこそ正統な名人芸といえるだろう。
(山根英之) |
2009/11 |
レコード芸術 |
札幌交響楽団
第518回定演ライブ盤 |
「月評」準推薦
ドヴォルザークの交響曲はやはりきわめて共感豊かな演奏で、第一楽章は起承転結が非常に確実な造形である。....
(ヤナーチェクの組曲は)細部が緻密にコントロールされ、全体にチェコの雰囲気に満ちあふれた演奏を聴かせる。
(小石忠男) |
2009/4/27 |
北海道新聞
夕刊 |
札幌交響楽団
第518回定演 |
とりわけ二日目のドボルザークが壮絶であった。終演後、巨匠と札響を包んだ熱い拍手の異例なまでの大きさと長さがそれを物語る。新たな”札幌エリシュカ伝説”と言わずして何と言おう。
(三浦洋) |
2009/4/26 |
日本経済新聞
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札幌交響楽団
第518回定演 |
巨匠エリシュカの指揮 チェコの魂吹き込む 札響と深い結びつき
(池田卓夫) |
2009/4 |
音楽の友 |
NHK交響楽団
第1640回定期公演 |
第1曲「ヴィシェフラト」の2台のハープによる冒頭主題からエリシュカの意図が隅々まで浸透している様子が窺え、曲が進むにつれ一見淡々とした歩みのようでありながら自然体のうちに滋味溢れるニュアンスがじわりとしみだす。...当夜の演奏はこの楽団がかつて繰り広げた「我が祖国」の名演の系譜に新たな1ページを付け加えたと賞賛できる。
(吉村渓) |
2008/10/20 |
日本経済新聞
大阪版 夕刊 |
大阪フィル
第421回定演 |
エリシュカの指揮は明晰で透明度が高い。従来ほとんど無名であったが高度なバトンテクニックをもち、きわめて自然かつ豊麗な音楽を作るのが好ましい。ヴィヴラートを抑制した弦と木管が融合し、金管を朗々と鳴らして明るく端正な音楽を聴かせる。
(小石忠男) |
2008/10 |
レコード芸術
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札幌交響楽団
第508回定演ライブ盤 |
「月評」
ドヴォルザークもヤナーチェクもなかなかの好演だ。....オーケストラが曲を感じきっている。
(宇野功芳) |
2008/10 |
レコード芸術
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札幌交響楽団
第508回定演ライブ盤 |
「月評」推薦
まずドヴォルザークだが、これは実に明るく透明な響きで、すべてが明晰に表現されている。第1楽章からあらゆるパートがみがかれ、札幌響から最良のアンサンブルを引き出している。
(小石忠男) |
2008/10 |
音楽の友
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札幌交響楽団
第508回定演ライブ盤 |
「今月の注目盤」
涙が出るほど素晴らしい。作品が自ら歌いだすとこうなる、そんな伸びやかさと初々しさが抜きん出た演奏で、全体から細部に至るまで詩情に溢れている。 (諸石幸生)
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2008/10 |
音楽現代
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札幌交響楽団
第508回定演ライブ盤 |
推薦
その音楽は緻密で親密で室内楽を味わうような趣がある。ドボルザークの第6番が、これほど親しみ易く感じられたケースは稀だった。ヤナーチェクは適度に劇性があり、旋律のうたわせ方が強烈だ。
(出谷啓) |
2008/4/23
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北海道新聞 夕刊 |
札幌交響楽団
第508回定演 |
少しも不自然な、無用に強調したところがないが、さりとて無骨で融通の利かないものでもない。第3楽章の最後にかけての自然で快い加速など、この指揮者のテンポ感覚の見事さを感じさせるものであった。
(東条碩夫) |
2008/4/18 |
朝日新聞 |
札幌交響楽団
第508回定演 |
どの旋律も抜き差しが絶妙。昔のチェコ人はこのふしをこう歌ったのかと思う。
(片山杜秀) |
2007/11 |
札幌交響楽団
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定期会員アンケート
過去1年半の定演ベスト3選出 |
2006/12/27
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北海道新聞 夕刊 |
札幌交響楽団
第494回定演 |
今月の札響は現代の響きと伝統的な音楽作りを融合させた白熱の演奏を展開してくれた。
(中村隆夫) |
2006/12/1 |
毎日新聞
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札幌交響楽団
第494回定演 |
札響の技量をめいっぱい引き出した名演だったといえる。 |